2009年8月10日月曜日

統合失調症の症状は多種多彩

統合失調症は、精神疾患の中でも比較的広いカテゴライズの病気です。
その為、分類も多いのですが、それ以上に症状が非常に多種に渡っています。
そして、同時にその数だけ治療法があると言えます。
これは、通常の病気とはやや異なる点と言えます。

例えば、風邪の症状は、熱、喉の痛み、咳、鼻水、寒気、胃や腸の痛み、関節の痛み、頭痛、食欲不振など非常に多いものの、基本的には個別で見る事なく、風邪として全て同じ治療法を用いられますよね。
しかし、統合失調症の場合はそういうわけにはいきません。
症状にあわせた治療法が必要となります。
その為、統合失調症はまず自分自身がどういった症状を患っているかという事をしっかり把握しなくてはならないのです。
難しいですが、これができなければ、なかなか治療は上手くいかないでしょう。

統合失調症の症状は、基本的には精神疾患によく見られるものばかりです。
例えば、幻覚を見たり、幻聴を聞いたり、思考がまとまらず支離滅裂な言動をしたり、急に感情が暴発したり、無気力無関心になったりと、あらゆる精神疾患の症状が認められるという感じです。
その為、統合失調症は、ある意味精神疾患の代表的な病気といえるかもしれません。

精神疾患から引き起こされる症状は、周りの人の理解が必要です。
まだ一般認識が高くないので、統合失調症という病気自体を知らず、安易にうつとか性格によるものという考え方をされがちですが、それだといつまで経っても治癒は難しいでしょう。
まず、統合失調症にどのような症状があるのかをしっかり把握し、自分、あるいは周りの人にそれが該当しないか考えてみてください。

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